顔は怒りで真っ赤 星野監督「それじゃ使えんわ ちょっとひどすぎる」

[ 2011年5月24日 07:47 ]

交流戦 楽天1―6中日

(5月23日 ナゴヤD)
 楽天は1点差に追い上げた直後の7回、2番手で6回から登板の美馬を続投させたが、裏目に出た。7回に救援陣をつぎ込んだ中日とは対照的な戦いぶりで、5月の負け越しが決まった。

 美馬は6回にも大飛球を打たれるなど本調子ではなく、7回は中日の上位打線に次々と痛打を浴びて4失点した。佐藤投手コーチは、続投の理由を「勝っている状態じゃないと青山は出せない」と説明したが、日程に余裕のある交流戦では違う判断もできたはず。星野監督は「イニングをまたぐと必ず打たれる。それじゃ使えんわ。ちょっとひどすぎる」と、4月17日以来、10試合ぶりの失点だった新人右腕を厳しく突き放した。

 試合後は緊急ミーティングでゲキを飛ばした星野監督。その顔は怒りで真っ赤だった。

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2011年5月24日のニュース