中田、初の交流戦弾も…好機に三振で笑顔なし

[ 2011年5月22日 06:00 ]

<日・巨>6回2死二塁、左越えに2ランを放ち、清水コーチ(左)とハイタッチする中田

交流戦 日本ハム3-4巨人

(5月21日 札幌D)
 日本ハムの中田が札幌ドームを再び沸かせた。3点を追う6回2死二塁から巨人・内海の初球、129キロフォークを左翼席中段へ。7試合、29打席ぶりの6号2ランは交流戦初の一発となった。

 それでも表情はさえない。「感触は良かったけど」。8回2死二、三塁で守護神ロメロに空振り三振に倒れたことが悔しかった。「ビデオは見た。直球よりフォークが良かった。(バットが)止まらなかった」。札幌ドームでの交流戦巨人戦連勝は「7」でストップ。中田も前日は日本人選手初という札幌ドーム天井直撃の大飛球で仰天させ、この日は満員の4万2063人をくぎ付けにしたがあと一歩及ばなかった。

 「(ファンの)声援はありがたいことです」。首位ソフトバンクとのゲーム差は1・5に広がったが、中田のバットの勢いは止まらない。

 ▼日本ハム・八木(4回4失点で敗戦投手)調子は悪くなかったけれど、見ての通り初回の失点。それに尽きます。

 ▼日本ハム・小谷野(初回無死満塁から犠飛)ミスショット。安打だったらまた展開が変わっていたと思う。

 

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2011年5月22日のニュース