岡島に戦力外通告「初めてだからどうなるのか分からない」

[ 2011年5月20日 12:38 ]

ワールドシリーズ優勝を決め、トロフィーを手にするレッドソックスの岡島(左)と松坂=2007年10月

 米大リーグのレッドソックスは19日、岡島秀樹投手(35)に戦力外通告をした。レッドソックスは移籍先を探して他球団と交渉を始める。通告を受けた同投手は「こういう結果になって残念。違うチームでチャンスがあればやりたい。こんなのは初めてだから(この先)どうなるのか分からない」と話した。

 2007年にレッドソックス入りした岡島は、1年目にオールスター戦出場を果たすなど活躍し、ワールドシリーズ制覇に貢献した。昨季まで4年連続で50試合以上に登板し、ことし1月に1年契約を結んだ。今季は初めて開幕をマイナーで迎えるなど調子が上がらず、昇格後は7試合に投げ1勝0敗、防御率4・32だった。

 レッドソックスは松坂大輔投手も右肘痛で故障者リスト(DL)入りし、復帰まで最低でも1カ月はかかる見込みで、2007年のワールドシリーズ制覇に貢献した2人の日本人投手には厳しい状況に立たされている。

 
 (共同)

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2011年5月20日のニュース