大田よ中田になれ!21日の日本ハム戦で先発起用へ

[ 2011年5月20日 06:00 ]

札幌ドームでノックを受ける大田

 大田よ、中田になれ!巨人・原監督が、18日の楽天戦(Kスタ宮城)で延長10回に決勝打となるプロ初安打をマークした3年目の大田を、21日の日本ハム戦(札幌ドーム)で先発起用する意向を示した。

 「左投手の時には(先発が)あるでしょう。あさっては(左腕の)可能性があるようなことも聞いている。力の見せどころ」。21日は左腕・八木の先発が予想されており、20歳の若き大砲に原監督は期待した。

 札幌ドームでの練習に参加した指揮官が大田とイメージを重ね合わせるのは、今季大きな飛躍を遂げた中田だ。ここまでリーグ4位の5本塁打を放つなど成長著しい22歳のスラッガー。「彼は4年目でしょ。若い、新しい力が出てくるのはいい。野球人として楽しみだし、喜ばしいこと」と敵チームながら称賛した。

 中田は3年目の昨年7月に1軍昇格を果たすと、4戦連発を含む9本塁打を放ちブレークした。大田とは1学年違いで同じ広島出身。高校屈指の強打者として鳴り物入りで入団しながら、2年間は伸び悩んだ境遇も似ている。原監督は大田の潜在能力の高さは分かっているだけに、1軍でつかんだ自信が大きな成長につながると信じている。

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2011年5月20日のニュース