「ヤンキース戦は燃える」上原 会心の1回3K

[ 2011年5月19日 13:19 ]

ヤンキース戦の10回から登板、1回を1安打無失点で終えてガッツポーズをするオリオールズ・上原

オリオールズ1―4ヤンキース

 オリオールズの上原浩治投手は18日、ボルティモアでのヤンキース戦で1―1の延長10回に5番手で登板し、1回を1安打無失点、3三振だった。勝敗は付かず、チームは延長15回、1―4で敗れた。

 上原が会心の投球で3奪三振。直球主体の攻めでヌネスを空振り三振に斬ると、次打者に左前打を許したが、1番ジーターを空振り三振に仕留める。続くグランダーソンは簡単に1ボール2ストライクと追い込み、最後はフォークボールでバットに空を切らせた。

 上原はグラブに拳をたたきつけて、雄たけび。ベンチへ引き揚げる際に総立ちのファンに迎えられた右腕は「ヤンキース戦には燃えるものがある。いいアピールのチャンスにはなると考えている」と振り返った。

 だが好投報われず、5時間近くかかった延長15回の末にチームが敗れたため「負けたので、自分の投球はどうでもいい」と表情は険しかった。(共同)

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2011年5月19日のニュース