３度追いつくも星野監督「…だな」５位転落

＜楽・巨＞５位に転落し、表情もさえない星野監督

交流戦 楽天４－６巨人

（5月18日 Ｋスタ宮城）
　楽天は３度同点に追いつきながら、延長１０回で敗れた。借金は４に膨らんで５位に転落。２試合連続で負け投手となったサンチェスについて問われた星野監督は「…だな。彼の課題？知らん」と吐き捨てた。

　新守護神が２試合連続で期待を裏切った。前日に１点差を守りきれなかった右腕は、１０回に大田に２点適時打を許した。指揮官は「２日連続で失敗することもあるだろう。そういうこと（守護神）で獲ったのだから。打線がダメだね。やっぱり走者がいる時に打てていない」と語り、好機で１本が出ない打線を敗因に挙げた。相手を上回る１３安打を放ちながら１０残塁。４得点のうち３点が本塁打によるものとあって、表情はさえなかった。４月は接戦に強さを見せていたが、５月に入って３点差以内での敗戦が７度目。１９日は全選手参加の決起集会を行い、もう一度結束を固める。