全日本大学野球選手権でタイブレーク採用

[ 2011年5月18日 18:19 ]

 全日本大学野球連盟は18日、東京都内で常任理事会を開き、第60回全日本大学選手権(6月7日から6日間)について、延長は十回から1死満塁で攻撃を開始するタイブレーク方式を導入すると発表した。東日本大震災の影響による電力事情を考慮し、試合時間の長期化を避けるのが狙い。

 同選手権でのタイブレーク採用は初。打順は十回だけ任意で選べる。決勝では実施しない。試合会場は従来通り神宮球場と東京ドームを使う。

 節電対策としてスコアボードや照明の照度を抑制するほか、1日3試合以上を行う会場では第1試合の開始時間を例年より30分早めて8時半とする。

 震災の被害が大きかった南東北連盟の代表校が神宮球場での開幕試合に出場し、主将が選手宣誓を行うことも決まった。

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2011年5月18日のニュース