上尾24年ぶり1勝、古豪復活の兆し

[ 2011年5月15日 06:00 ]

第63回春季関東地区高校野球大会 上尾7―1大田原

(5月14日 市原市臨海)
 第63回春季関東地区高校野球大会が14日、千葉・市原市臨海球場などで開幕し、1回戦4試合と2回戦2試合を行った。24年ぶり14度目の出場となった上尾(埼玉2位)は、大田原(栃木1位)に7―1で快勝して24年ぶりの関東大会1勝。14年ぶり2度目の出場の八王子(東京3位)は、15-4で文星芸大付(栃木2位)に7回コールド勝ちで、大会初勝利を挙げた。
【試合結果】

 上尾は、10安打に5犠打を絡めて24年ぶりの1勝。母校を率いる高野和樹監督は「まず1つ勝とうということでやってきた」と納得の表情を浮かべた。春夏計7度の甲子園出場を誇る古豪も指揮官が高2だった84年夏に出場して以来、甲子園からは遠ざかっている。4番・小島に初回からスクイズさせたのも、常連だった当時のソツない野球を再現したものだ。「もっと精度を上げていかないと夏の埼玉を勝ちきれない。もう一度このユニホームで甲子園に立ちたい」と高野監督は意気込んだ。

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2011年5月15日のニュース