早大連続2ケタ失点、創部110年初の屈辱

[ 2011年5月15日 06:00 ]

東京六大学野球の第6週第1日 早大1-11法大

(5月14日 神宮)
 早大は2日の立大3回戦の13失点に続く、11失点での敗戦。2試合連続2桁失点は創部110年の歴史の中、リーグ戦1942試合目にして初の屈辱となった。10点差の大敗に土生主将は「実力の差だと思います。集中力もつながりも相手が上でした」と肩を落とした。斎藤(日本ハム)らドラフト1位トリオを擁して優勝した昨秋から、今季は98年春以来26季ぶりに5位に沈む可能性も出てきた。

 <法大 河合3戦連発だ>法大1番の河合が初回に満塁本塁打。これで8日の立大2回戦から3試合連続の本塁打となり、83年春の広沢克己(明大)、04年秋の田中彰(法大)の持つリーグ記録の4戦連発に王手をかけた。「ストライクゾーンに来たら打とうと思ってました」。今季は7試合で16打数3安打で打率・188。3本塁打以外に安打を放っておらず、この日も本塁打以降は3三振に終わったとあって、複雑な表情を浮かべていた。

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2011年5月15日のニュース