松井秀「切れを出すため」ランニング解禁

[ 2011年5月15日 06:00 ]

ホワイトソックス戦の7回、中前打を放つアスレチックス松井

ア・リーグ アスレチックス3―4ホワイトソックス

(5月13日 オークランド)
 不振脱出へアスレチックスの松井が動いた。

 「暖かくなるのを待ってやろうと思っていた。体の切れを出すため」と、全体練習前に個別で約10分間のランニングを実施。「07~08年くらいまでやっていた」というメニューを解禁した。今月は既に3度の先発落ち。20日(日本時間21日)の交流戦開幕までの7試合で結果を出さなければ、DH制のない敵地での先発機会が危ぶまれるだけに必死さが垣間見えた。試合では7回に6日ぶりの安打となる中前打。しかし1、2打席目は初球を打ち損じて凡退し「(ボールの)下を叩いちゃいました。甘い球なので仕留めたいところ」。チームは終盤のけん制死や本盗失敗などが響いて接戦を落とし、3位に転落した。

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