村中代役の中沢、2回5失点KO…「力不足」

[ 2011年5月8日 06:00 ]

<ヤ・広>1回、中沢は5点を失い肩を落としベンチに引き揚げる

セ・リーグ ヤクルト6-9広島

(5月7日 松山)
 ヤクルトは今季初先発の中沢が2回5失点でKOされた。初回の先頭・梵の右翼線二塁打でバレンティンが返球ミスし、いきなり無死三塁。続く東出の打球は前進守備の一、二塁間を抜けて先制の走者が還るなど、打者9人に6安打を浴びた。

 右脇腹肉離れの村中に代わるチャンスだったが「力不足。それしかないです」と中沢。チームは広島に今季初黒星を喫し首位に並ばれた。小川監督は「(初回の)東出の時に1点は覚悟して(内野手を)後ろに下がらせていればとも思う。欲が出るとああなってしまう」と振り返った。

 ▼ヤクルト・荒木チーフ兼投手コーチ 中沢はボール自体はそんなに悪くなかった。ああいうタイプ(の投手)はコントロールミスが命取りになる。

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2011年5月8日のニュース