明大・野村圧巻!7者連続含む12K完封

[ 2011年5月8日 06:00 ]

<明大・東大>明大先発・野村が東大打線を2安打完封する力投 

東京六大学野球リーグ第5週第1日 明大2―0東大

(5月7日 神宮)
 東京六大学野球は1回戦2試合が行われ、明大は今秋ドラフト1位候補の野村祐輔投手(4年)が東大打線を2安打完封。7者連続を含む12奪三振で今季3勝目を挙げた。立大は前田隆一内野手(3年)の4安打の活躍もあり、法大に7―1で大勝。それぞれ先勝した。

 9回は3者連続三振に斬った。4回先頭からの7者連続を含む12奪三振。許した2人の走者はいずれも盗塁死したため打者27人で自身5度目の完封勝利を飾った明大・野村だが、次週は慶大との優勝を争う一戦を控えていることもあり「抜けた球が何球かあった。まだまだですね」とあえて課題を口にした。

 副将に就任した今季の目標は「優勝することだけ」。空き週だった前週は、ネット裏で東大戦を観戦。130キロ前後のチェンジアップを巧みに利用し「ストライクに見えるような球を投げました」と球を少しだけ動かすことで早打ちを誘い、94球のエコ投球につなげた。前日に通算30勝を挙げた菅野(東海大)、同20勝の藤岡(東洋大)と並び今ドラフトの「BIG3」と呼ばれる。巧みな投球術で通算22勝目を挙げた野村も、2人の剛腕に全くひけを取っていない。

 ▼明大・中原大(途中出場ながら3回にリーグ戦初安打となる2点適時打)常に試合に出る準備はしてました。与えられたチャンスをモノにできてよかったです。

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2011年5月8日のニュース