涌井“6年ぶり”登録抹消…実はシーズン前から

[ 2011年5月7日 06:00 ]

登録を抹消された涌井

 西武・涌井秀章投手(24)が6日、右肘痛のために出場選手登録を外れた。故障による登録抹消は右肋骨痛の05年5月以来、6年ぶりとなる。

 涌井は同日、Kスタ宮城で練習に参加。キャッチボールを行わずに軽めのランニングなどで調整し「大丈夫です。軽症です」と話したが、シーズン前から右肘の状態が思わしくなかったという。佐々木チーフトレーナーは「この3年間、球数(計9744球)もいっぱい投げている。彼の野球人生をダメにしたくないので、大事を取った。(再登録可能な最短)10日間で(1軍で)投げられるような準備をしていきます」と説明。ただ、復帰時期について渡辺監督は「経過を見て」と慎重な姿勢を崩さなかった。涌井は今季に4年連続となる開幕投手を務め、4試合に登板して1勝2敗、防御率2・12だった。

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2011年5月7日のニュース