開幕から苦しんで到達「みんなに感謝したい」

[ 2011年5月6日 06:00 ]

会見で笑顔を見せる小笠原

セ・リーグ 巨人1―2阪神

(5月5日 東京D)
 【巨人・小笠原に聞く】

 ――達成を振り返って。

 「なかなか開幕からうまく打撃ができていなかった。そういう中でも我慢して使ってくれた。どんなときでも応援してくれたファンの人たち。みんなに感謝したい」

 ――打席に向かうときの心境は?

 「1点差で負けていた。何とか出塁しようという気持ちで打席に立った。追い込まれながらも何とか打つことができた」

 ――球場全体から大歓声がわき起こった。

 「巨人ファンだけでなく、阪神ファンも拍手してくれたのを見て、それだけ凄い数字なんだなとあらためて思った」

 ――史上4番目のスピード記録だが。

 「やっぱり勝負事だし、相手も簡単には打たせてくれない。総合して言えば、4番目なので早いのかなと思う」

 ――印象に残る安打は?

 「やっぱり1本目と、きょうこうやっている2000本は記憶に残るかなと思う」

 ――震災の影響で開幕が遅れるなど、今季は特別な1年。

 「このニュースがみんなにとって明るい光、希望、勇気を持っていただけるなら、それは一番ありがたいことです」

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2011年5月6日のニュース