ドジャースのオーナー異論「送り込まれた誰かが奪うことは間違っている」

[ 2011年4月28日 12:05 ]

 米大リーグのバド・セリグ・コミッショナーが、経営状態悪化の懸念から球団を監視下に置いたドジャースの管理責任者に前駐日大使のトーマス・シーファー氏を選任したことに対し、同球団のオーナーであるフランク・マッコート氏は27日、「送り込まれた誰かがドジャースを奪うことは明らかに間違っている」などと異を唱えた。

 ドジャースは、共同オーナーのマッコート夫妻の離婚による財産分与で、球団所有権をめぐる争いが紛糾している。任務に当たるためロサンゼルスに入ったシーファー氏は、セリグ・コミッショナーにマッコート氏を球団から引き離す意志はないとした上で「マッコート氏と話し合いたい」と語った。(共同)

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2011年4月28日のニュース