「顔を守れて良かった」松坂、唯一の安打に苦笑い

[ 2011年4月24日 16:39 ]

エンゼルス戦で、8回を1安打無失点と好投、ベンチで笑顔を見せるレッドソックス・松坂

レッドソックス5―0エンゼルス

 レッドソックスの松坂が8回を1安打無失点に抑える好投で今季2勝目。「チームの連勝を止めたくないという気持ちと、ここ何試合か先発ピッチャーが頑張っていたので、その流れに乗りたいと思っていた」と、チームを今季初の4連勝に導き、ホッとした表情を見せた。

 唯一許した安打は2回。1死一塁から6番打者カヤスポの強烈な打球が松坂の顔面付近を襲った。間一髪でよけた打球はグラブをかすめ、遊撃手の前に転がり内野安打に。「ボールが大きく見えた。顔を守れて良かった」とマウンドで苦笑いを浮かべた。

 7失点した11日から修正し、2戦連続無失点、計15イニングでわずか2安打しかされていない。この日は5回に下位打線から3連続三振を奪うなど、計9三振をマークした。「みんなでこういうゲームを続けていきたい」と話したように、2勝目を挙げた松坂にとっても、4連勝で地区最下位を抜け出したチームにとっても、巻き返しは始まったばかりだ。(共同)

続きを表示

2011年4月24日のニュース