「しっかり待つだけ」福留 四球でチャンス広げた

[ 2011年4月24日 08:52 ]

カブス10―8ドジャース

 カブスの福留孝介外野手は23日、シカゴで行われたドジャース戦で5―8の8回無死一、二塁に代打で出場し、四球を選んだ。9回の守備には就かず、打率は4割1分7厘。8回に5点を挙げたカブスが10―8で勝った。

 3点を追う8回無死一、二塁で代打に立った福留は「自分の有利なカウントの時には打っていくし、そうじゃなければしっかり待つだけ」と、冷静に四球を選び、好機を広げた。満塁で上位打線につないだチームはここから一気に5点を奪って逆転。劇的な勝利で勝率を5割に戻した。

 福留は自分の出塁よりも、前の打者のバント安打を取り上げ「ああいうプレーが大きい。流れをつかんだ」と話した。チームはなかなか思うように貯金ができないでいるが「チームとして勝つ形にしていけば、上がっていくんじゃないかな」と前向きだった。(共同)

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2011年4月24日のニュース