福留、今季初の3安打!打率・417急上昇!

[ 2011年4月24日 06:00 ]

ドジャース戦の7回、右前打を放つカブス・福留

ナ・リーグ カブス2-12ドジャース

(4月22日 シカゴ)
 カブス・福留が23日(日本時間24日)、ドジャース戦で今季初の3安打をマークした。これで左太腿裏痛からの復帰後は6試合連続安打。規定打席には足りないが、打率を・417に急上昇させた。

 敗色ムードにも集中力が途切れることはなかった。5回2死、ビリンズリの初球をとらえ右前打を放つと、7回1死一塁でも初球を右前へ。プレーオフを含め21打数4安打、打率・190と相性の悪かった右腕を攻略した勢いで、9回にも中前打を放ちで3安打。福留は「こういう点差だから、守っている時から1打席1打席をしっかり意識した。(好調は)たまたまですよ」と謙遜したが、1番での起用が的中したマイク・クワーディ監督は「調子がいい時のフクだね」と称えた。

 左太腿裏はまだ完治しておらず、5回の走塁では二塁ベースにつまずいて倒れ「痛かった。また同じことをやるわけにはいかない」と話した。前日の休日は、19日に誕生した第2子となる長女を含む家族4人水入らずで過ごし、英気を養った。この日も長男を幼稚園に送ってから球場入り。「大変だよ」と言いながら目尻を下げた福留。パパとして1番として、信頼は増すばかりだ。

続きを表示

2011年4月24日のニュース