2勝目必ず!でも斎藤「今回の方が余裕ない」!?

[ 2011年4月24日 06:00 ]

登板に備え、キャッチボールをするく斎藤

パ・リーグ 楽天―日本ハム

(4月24日 ほっと神戸)
 日本ハムのドラフト1位、斎藤が24日、予告先発でプロ2度目のマウンドに上がる。「2度目の登板になるが、今回の方が余裕ないですね。立ち上がりを一番慎重にいかないといけない」と珍しく不安を口にしたうえで、屋外での一戦に「体を早く温めていつも通りの状態で投げられるようにしたい」と気を引き締めた。それでも登板前日の23日は、ほっと神戸の外野芝生の上で強めのキャッチボール。直球の威力を支える球のスピンをチェックするなど、調整は順調だ。

 楽天とは3日の慈善試合(札幌ドーム)で対戦。いきなり初回に5安打を集中されるなどして3失点した。8安打全てを左打者に許すなど課題を残した一方、2回以降は無失点に抑えるなど抑えるイメージもできている。機動力を使った攻撃が予想される中で「相手に自分のことを1度見られているが、自分も1度見ている。まずは自分の投球をしたい」と平常心を強調した斎藤。17日のプロ初勝利から続いていたチームの連勝こそ途切れたが、自らの快投で再び連勝の起点となるつもりだ。

 ◆斎藤の対楽天 3日の慈善試合(札幌ドーム)で先発。初回、いきなり松井稼、聖沢、鉄平に3連続長短打されるなど5安打を集中され3失点。2回以降は立ち直って5回3失点にまとめたものの、許した8安打は全て左打者。生命線の外角直球を狙われた形で打たれ、左打者に対する配球と細かい制球に課題を残した。

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2011年4月24日のニュース