信頼に応えた!西武1、2番コンビで貧打解消

[ 2011年4月24日 06:00 ]

<オ・西>7回2死一、二塁、栗山が先制2点タイムリー二塁打を放ち、ガッツポーズを見せる

パ・リーグ 西武4-0オリックス

(4月23日 京セラドーム)
 西武のチーム44イニングぶりの適時打は栗山のバットから生まれた。7回2死一、二塁。追い込まれながら中山のスライダーを左翼線に運んで「その前の3打席でやられていた。同じ投手に4度もやられるわけにはいかないですから」とホッとした表情。

 その栗山の一打を呼んだのは1番・片岡だった。5回に21打席ぶりの安打となる左翼線二塁打。7回は中前打でつないでホームを踏んだ。「(親交あるタレントの)ウエンツから“真面目な顔をしている片岡さんは見たことがない。チャラくいかないと”と言われていたので」と、スランプでも努めて明るく振る舞い結果も出して見せた。

 チームはここ4試合1得点で5連敗。渡辺監督は打率5割と当たっている浅村を5番に昇格させるなどテコ入れしたが1~4番の並びは代えなかった。5試合ぶりの2桁安打で連敗を止めた指揮官は「ヤス(片岡)は1本出ると乗ってくるタイプだから。クリ(栗山)がよく打ってくれた」と元気が戻った1、2番コンビを称えた。

 ▼西武・中村(8回に5試合ぶりの5号ソロ)ちょっとこすり気味だったのですが、うまくボールがバットに乗りました。

 ▼西武・フェルナンデス(8回に2号ソロ)ヒサシブリ、ヒサシブリ。

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2011年4月24日のニュース