西武連敗ストップ!最下位転落を免れる

[ 2011年4月23日 17:19 ]

パ・リーグ 西武4―0オリックス

(4月23日 京セラドーム)
 西武が連敗を5で止めた。0―0の7回に栗山の2点二塁打で均衡を破り、8回は中村とフェルナンデスのソロ本塁打で貴重な追加点を奪った。石井一は尻上がりに調子を上げ、7回無失点で今季初勝利。

 5連敗から何とか脱しようと、西武は打線をてこ入れ。好調の浅村を7番から5番に上げ、ルーキーの秋山を初めて先発から外した。注目はこの試合まで打率1割1分1厘、4戦連続で無安打の片岡の起用法。渡辺監督は1番から動かさなかった。

 5回、三塁ベースに当たる二塁打で21打席ぶりの安打を放ち「振ったらあそこに飛んだ。形も何もない打撃だけど、ヒットになって良かった」とようやく苦しみから解き放たれた。7回は2死一塁から中前打で好機を広げ、栗山の先制2点二塁打につなげた。栗山は「いい形でつないでくれたのもあるし、同じ投手に4度やられるわけにいかない」。これまで抑え込まれていた中山から待望の得点を奪い、塁上で派手にガッツポーズ。1、2番のつながりが戻り、最下位転落を免れた。

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2011年4月23日のニュース