ヤクルト＆西武と連携、ビジネススクールが開講

　ＭＢＡ（経営学修士号）取得に向けた青学大の社会人大学院「青山ビジネススクール」の国際マネジメント研究科が、ヤクルト、西武と連携してスポーツマーケティングに関する授業をスタートさせた。

　期間は１年間。球団側は担当者を学生とのミーティングに出席させるなどして協力する。最終的にはファンや入場者増に向けた具体的なマーケティングプランを、学生が両球団に提案することを目的としている。宮副（みやぞえ）謙司教授（５３）は「通常のビジネススクールで取り扱う一般的な事例とは違う。プロ野球という独自の活動と風土を学ぶことにより、従来よりもビジネスのあり方に対する示唆が多いと思う」と成果に期待した。