巨人投手コーチ 沢村の“秘密”は左手の使い方

[ 2011年4月22日 09:10 ]

 プロ最速タイとなる154キロを計測した巨人・沢村。その要因として、斎藤投手コーチは投球フォームの体の左側部分、特にグラブを持つ左手の使い方を挙げる。

 「グラブの位置を前方で保って体を回転させれば、腕が振れる。体幹も大きいし、それができると速い球が行く」。わずかな時間だが、体の軸を止め、コマのように体を回転させ、リリースポイントで一番力を伝える。そのリリースにも秘密がある。

 「僕は手が大きいのであまり深く握らない」と沢村。ボールを浅めに握ることで、指先でスピンを強くかけ、爆発的なスピードを生み出しているのだ。

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2011年4月22日のニュース