勝てない中大・島袋…登板3試合で3敗目

[ 2011年4月22日 06:00 ]

国学院大戦に先発し、9回に同点打を浴びて降板した中大の島袋

東都大学野球春季リーグ戦第3週第2日 中大1―2国学院大

(4月22日 神宮)
 2回戦1試合が行われた。昨年の甲子園で興南(沖縄)を春夏連覇に導いた中大の島袋洋奨投手(1年)は、1―0の9回2死から同点打を浴び無念の降板。チームも国学院大に逆転サヨナラ負けを喫し、島袋はリーグ戦初勝利を逃したばかりか、登板3試合目にして早くも3敗目となった。

 中大・島袋が「あと1人」でリーグ戦初勝利を逃がした。8回まで3安打無失点と好投しながら、1点リードの9回に突然乱れた。1死から代打・山崎俊に左前打を許すと四球や暴投などで2死二、三塁のピンチを招き、5番村上に同点の左前打を浴びたところで無念の降板。「走者を出してから球が浮いてしまいました。焦りがあったのかもしれません」と静かに話した。チームがサヨナラ負けを喫したため、島袋は3試合に登板して早くも3敗目。高橋善正監督は「甲子園のマウンドと神宮のマウンドは違うのかな。きょうは大丈夫かな、と思ったけど」と首をかしげた。

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2011年4月22日のニュース