山口まさか…接戦落とし巨人痛い3連敗

[ 2011年4月20日 06:00 ]

<神・巨>延長10回2死満塁、サヨナラ打を浴びた山口はガックリ

セ・リーグ 巨人2―3阪神

(4月19日 甲子園)
 ショックを隠せなかった。守護神・山口が延長10回、2死満塁から新井良に右前に運ばれサヨナラ負け。帰りのバスへ向かう間に発したのは、「フォアボールだけです…」という絞り出すような一言だけだった。

 試合開始から3時間25分が経過した延長10回。9回から続投した久保が1死一塁としたところで、ベンチは山口を投入した。この時点で3時間30分を過ぎた。引き分けに持ち込むはずが、2死二塁から鳥谷に与えた四球が敗戦への伏線となった。

 山口は15日の広島戦(マツダ)に続き、2戦連続で救援失敗。劣勢の展開から2度追いついて延長戦に持ち込みながらの3連敗。原監督は「総力戦の中で、結果的にこうなった」と唇をかんだ。

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2011年4月20日のニュース