ア軍国歌斉唱に日本人演歌歌手?松井もエール

[ 2011年4月20日 06:00 ]

サンフランシスコ市内の飲食店で東日本大震災の慈善コンサートを行った加納吾朗(左)

 松井効果で集客増を狙うアスレチックスが、試合前の国歌斉唱に日本人演歌歌手を起用する可能性が出てきた。候補に挙がるのは、「ばかだから…」などを歌う加納吾朗(60=徳間ジャパン)。

 60年代後半にサンフランシスコで歌を学び、今月17日にも同市内で東日本大震災のチャリティーコンサートを開くなど、現地日本人に対する知名度の高さから白羽の矢が立った。ア軍関係者は「湾岸エリアと40年以上関わり合いを持ち、東日本大震災の支援活動を行っていることに縁を感じる」と話した。今後デモテープを聞いて合否が通達されるが、加納は「60年の人生をかけて歌いたい」と意欲を見せ、一報を聞いた松井も「頑張ってほしい」とエールを送った。

 ≪中継ぎ左腕獲得≫アスレチックスは18日(日本時間19日)、ブルージェイズと交換トレードを行い、中継ぎ左腕デービッド・パーシー投手(28)を獲得した。同投手は今季5試合に登板も0勝0敗、防御率11・57。選手枠の関係で戦力外通告を受け、ウエーバーにかけられていた。ア軍はダラス・ブレーデン投手(27)が左肩痛のため15日間の故障者リスト(DL)入り。緊急補強にデービッド・フォースト副GMは「中継ぎで起用することになる」と説明した。

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2011年4月20日のニュース