「カーブが甘く来た」松井 失投見逃さず勝ち越し打

[ 2011年4月17日 14:56 ]

タイガース戦の4回、右翼線に適時二塁打を放つアスレチックス・松井

アスレチックス6―2タイガース

 アスレチックスの松井秀喜外野手は16日、オークランドでのタイガース戦に「5番・指名打者」で出場して4打数2安打1打点だった。内容は左前打、右翼線二塁打(打点1)、遊飛、中飛で打率は2割4分5厘。チームは6―2で勝った。

 松井の3試合ぶりの打点でアスレチックスが勝ち越した。追いついた直後の4回無死二塁、相手先発バーランダーの2球目の緩いカーブを「待てて打てた」と呼び込んで振り抜いた。バーランダーのような好投手攻略のカギを「追い込まれる前に甘い球がくれば打てる確率は高くなる。打ち損じたり、見送ったりすればこちらが苦しくなる」と考えてきたという松井。それを実践しての右翼線二塁打に「カーブが甘く来た。ラッキーだった」と振り返った。

 松井を含めて4連続長短打を浴びた剛腕は「厳しいイニングになった。いくつかの失投があった」と悔やんでいた。(共同)

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2011年4月17日のニュース