球団がテレビ寄付 避難所で試合観戦

[ 2011年4月13日 06:00 ]

プロ野球 パ・リーグ 楽天6-4ロッテ

(4月12日 QVC)
 楽天の開幕戦は東北地方では地上波放送はなかったが、球団が宮城県や福島県の18カ所の避難所にCS放送が受信できるテレビを設置。仙台市の避難所では、被災者から大きな歓声と拍手が湧いた。

 7日に星野監督が訪れた若林区の六郷中学校の避難所では、同監督の大ファンという会社員の佐藤智晴さん(19)が「落ち着いたら球場に絶対見に行く」と笑顔。また若林体育館では、楽天が同点に追い付くと、徐々にテレビの前に人が集まり、約30人が勝利の瞬間を見守った。大久保俊寿さん(68)は「岩隈が頑張ったね。暗いことばかりでも前に進まない。希望を与えてもらったよ」と声を弾ませた。

続きを表示

2011年4月13日のニュース