松井 期待の勝負強さ出ず 指揮官は我慢強調

[ 2011年4月10日 14:49 ]

ツインズ戦の7回、1死満塁の好機に三振に倒れ、ベンチに戻るアスレチックス・松井。右はゲレン監督

アスレチックス1―0ツインズ

(4月9日)
 1点リードの七回1死満塁。最低でも犠飛という場面で、空振り三振に倒れた。松井の代名詞であり、貧打のアスレチックスが何よりも期待する「勝負強さ」を、発揮できなかった。

 四回は粘って四球を選んだが、二回の左飛、六回の二ゴロも打球に勢いはなかった。ゲレン監督は、七回の絶好機で松井に右の代打を送ることは「考えなかった」とはっきり口にした。打率1割6分の指名打者に「もう少し打席を重ねれば良くなる。彼も、私も自信を持っている」と復調を期待した。(共同)

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2011年4月10日のニュース