真弓監督手応え「仕上がりはかなり順調でしょう」

[ 2011年4月9日 06:00 ]

オリックスの北川(左)と談笑する阪神の真弓監督

 阪神は最後の実戦形式を雨で流した。今春初の“雨天中止”だった。春季キャンプを打ち上げた2月25日以降で猛虎は27試合をこなした。

 「大したケガ人が出なかった。オープン戦と練習試合でかなりの試合を消化できたからね。仕上がりはかなり順調でしょう」。準備万端を強調した真弓監督の表情には確かな手応えがにじみ出ていた。

 結果的に開幕日が遅れたことで体調面に不安を抱えていた金本、城島に調整期間が増えた。オープン戦中盤まで不調だったマートンや新井の状態も上向いた。巨人・阿部のような不測の故障者も出ていない。戦力の充実が際立つ。「やれることはできたと思う。もちろん、シーズンに入っても調整していくべきところはあるだろうけど、いまの段階ではやれることはやった」。抱く開幕快発進の予感。あとは4・12を待つだけだ。

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2011年4月9日のニュース