斎藤 開幕ラス投イースタンで「7回零封」目標

[ 2011年4月9日 06:00 ]

外出先から鎌ケ谷の勇翔寮に戻った日本ハム・斎藤は笑顔を見せる

 日本ハムのドラフト1位、斎藤(早大)が「7回零封」仕上げを宣言した。

17日のロッテ戦(札幌ドーム)で公式戦デビューが内定している右腕は、開幕前の最終登板となる10日のイースタン・リーグ、ヤクルト戦(戸田)を前に、「先発なら7回ぐらいは投げたい。いいイメージを持って(シーズンに)いきたいし、0点でいきたいですね」と意気込んだ。

 7日までの福岡遠征中は早大の先輩、ソフトバンク・和田から股関節や体の使い方などの助言を受け「体が大きいわけではないのに、凄い投球をする。凄く参考になるなと思いました」。また、松中からも「投手は内角を使わないと駄目」と打者目線からアドバイスされた。3日の楽天との慈善試合(札幌ドーム)では外角中心の配球で全8安打を左打者に打たれた黄金ルーキーは、ソフトバンクの投打の主軸の金言を心に刻み、いよいよ総仕上げに入る。

 ≪開幕チケット伸び悩み≫昨年は4万2002人と超満員だった札幌ドームの開幕戦だが、今年は東日本震災による自粛ムードも広がり、チケットの売れ行きが伸び悩んでいる。球団関係者は「12日の開幕戦(対西武)は平日のナイターだし現在は3万枚くらい」と話し、斎藤の公式戦デビューが予定される17日のロッテ戦(札幌ドーム)ついても「それより売れていない」と頭を抱えていた。

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2011年4月9日のニュース