ため息交じりの秋山監督…総仕上げは完敗

[ 2011年4月7日 19:00 ]

 リーグ連覇に挑むソフトバンクの開幕前の総仕上げは完敗だった。それも昨季5勝を献上した日本ハムの武田勝に抑えられた。秋山監督は「今年もパ・リーグは大変だっちゅうことやね。各球団、いい状態できている」とため息交じりに総括した。

 打線は相性の悪い左腕から2点しか奪えなかったが、シーズンに向けては光明もあった。内川は適時二塁打に粘って2四球を選んだ。カブレラは左中間二塁打と新戦力が天敵攻略への意地を見せた。

 内川は「どうにかしなきゃというのは出せたと思う。1年間戦わないといけない相手」と熱い思いを口にした。苦手投手をいかに打ち崩すか。積極的に補強した打線の真価が問われる。

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2011年4月7日のニュース