セ、パ変更日程発表、東京ドーム初試合は５・３

　セ、パ両リーグは６日、東日本大震災の影響で１２日に開幕延期したことに伴って変更された公式戦日程を発表した。

　セは延期した４５試合と中止した２２日からの巨人―中日３連戦を９月２０日以降に追加。パは延期した４４試合などを移動日や予備日に試合を追加し、９月１９日以降の日程を大幅に組み直した。オールスター第３戦（７月２４日、ＱＶＣマリン）の翌２５日に西武―ロッテを追加するなど工夫し連戦はセ、パとも最長９に抑えた。

　４月中のナイター自粛に伴い、東京電力、東北電力管内で最初のナイターはセ、パともに５月６日で、横浜―阪神（横浜）は午後５時開始の節電ナイター、楽天―西武は被災したＫスタ宮城での初ナイター。東京ドームは５月３日の巨人―阪神が最初の試合。５月以降に東京電力、東北電力管内の電力事情でナイターが困難となった場合は各リーグの理事会で日程変更などを協議する。

　福島・郡山の開成山球場で予定された５月１０日の楽天―日本ハムはＫスタ宮城に変更された。なお、クライマックスシリーズ（ＣＳ）の日程も発表され、セ、パ同時に１０月２９日からファーストステージ（公式戦２、３位が対戦）、１１月２日からファイナルステージ（公式戦１位とファーストＳ勝者が対戦）を行う。日本シリーズは１１月１２日にパの出場チームの本拠地からスタートする。