制球力光った九州国際大付エース 今度は12K完投

[ 2011年3月28日 14:27 ]

<日本文理・九州国際大付>力投する九州国際大付先発の三好

第83回選抜高校野球2回戦 九州国際大付属4―2日本文理

(3月28日 甲子園)
 九州国際大付のエース三好がスライダーを武器に2試合連続完投。11三振を奪った1回戦の前橋育英戦に続き、この日も12奪三振の力投でチームを初の8強に導いた。

 自ら「低めに抑えられたのが勝因」と語ったように、自慢の制球力で走者を背負っても安定感は抜群。5回はスライダーで3者連続三振と圧巻の投球を披露し、若生監督も「100%。本来のピッチングをしてくれた」と称えたが、本人は「三振は全然意識していない」と冷静だ。

 この日は4回と9回に自己最速の145キロをマークするなどスタミナ面でも成長。8強一番乗りを決めた右腕は「(準々決勝は)どんどん打たせて取りたい」と自分の投球をすることを誓った。

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