斎藤 母校にエール「掛けてあげたい言葉はたくさんあるが…」

[ 2011年3月28日 10:46 ]

 仙台市出身で米大リーグ、ブルワーズの斎藤隆選手は27日、オープン戦が行われた米アリゾナ州メリーベールの球場で、東日本大震災の被災者への義援金を募った。チームメートとともにサイン会を開いて支援を呼び掛け「ほんの少しでも、被災者の力になることができればいい」と話した。

 阪神に在籍した父セシル氏とともに日本で暮らした経験を持つプリンス・フィルダー選手は「不幸な出来事が起きたのなら誰でもしたいと思うこと」と、200人以上のファンへ熱心にサインを続けた。

 斎藤選手の母校東北高(宮城)が選抜高校野球大会に登場。「掛けてあげたい言葉はたくさんあるが、この状況では適当な言葉が見つからない。僕もそうだけど、万が一でも皆さんの励みになるならという気持ちだと思う。いいゲーム、いいプレーを。それだけです」と後輩にエールを送った。(共同)

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2011年3月28日のニュース