一発も浴びた 川上4回3失点「これ以上どうしようもない」

[ 2011年3月28日 08:34 ]

フィリーズ戦に先発、4回を5安打3失点に終わり、負け投手となったブレーブス・川上

オープン戦 ブレーブス1―6フィリーズ

(3月27日 オーランド)
 ブレーブスの川上憲伸投手はフィリーズ戦に先発して4回を投げ、1本塁打を含む5安打3失点、2三振1四球だった。チームは1―6で敗れ、負け投手となった。

 マイナー行きが発表されたこの日はトレード要員として、強豪フィリーズのエース、ハラデーと投げ合う絶好のアピール機会だったが、カーブが決まらず、速球を狙われて4回を5安打3失点。オープン戦最終登板を終えた川上は「スピードがないし、一番悪い。球が高かった」と悔やんだ。

 ビザ取得でキャンプ合流が約2週間遅れ、急ピッチで調整した。首から右肩にかけて張りが出る中、短い登板間隔で中継ぎ、先発両方をこなし、5試合に投げた。それでも他球団から獲得の申し入れはなく、開幕はマイナーで迎えることに。右腕は「好結果は残していないが、これ以上はどうしようもない。やるしかない」と語った。(共同)

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