上原 変化球主体で1回完全「打者は気にしなかった」

[ 2011年3月28日 08:31 ]

レッドソックス戦に登板し、1回を無安打無失点と好投したオリオールズ・上原

オープン戦 オリオールズ4―3レッドソックス

(3月27日 サラソタ)
 オリオールズの上原浩治投手はレッドソックス戦で1―3の7回に3番手で登板し、1回を無安打無失点だった。勝敗はつかず、チームは4―3で勝った。

 先月28日以来となるメジャーのマウンドで、レッドソックスの主力3人を16球斬り。上原は「自分の状態を確かめるための投球だった。打者は気にしなかった」と振り返った。

 張りのあった右肘は順調な回復。この日は変化球をテーマにした。7回先頭のエルズベリーをフォークボールで中飛に打ち取り、スクタロは外角速球で右飛、ドルーはスライダーで一ゴロに。まだ確定していない守護神の座について、右腕は「こだわりたい部分はある」。今は万全の状態に戻すことが一番で「4月がすべてじゃない。慌てずにやっていく」とも口にした。(共同)

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2011年3月28日のニュース