新井会長「決断に感謝 必ずやりとげます」

[ 2011年3月24日 17:51 ]

 プロ野球セ・リーグは24日、東京都内で緊急理事会を開き、29日に予定していた公式戦開幕の再延期を決め、4月12日にパ・リーグと同時開幕することになった。

 ▼日本プロ野球選手会・新井貴浩会長の話 大変大きな決断をしていただき、感謝しています。144試合とクライマックスシリーズ、日本シリーズを必ずやりとげます。真剣に野球をする姿で、被災者の方々を少しでも勇気づけられるようにしたい。

 ▼ロッテ・サブロー選手会長の話 12球団の足並みがそろったことは良かったし、うれしい。一致団結して、被災者の方に勇気を与え、そしてプロ野球ファンの方に喜んでもらえるようなプレー、行動をしていきたい。

 ▼楽天・嶋基宏選手会長の話 新井さんが野球界のことを思って、親身に(球団側に)話してくれた。実現して良かった。こういう日本の状況で、セ、パが同時に開幕して、みんなで盛り上げていければいい。

 ▼ソフトバンク・川崎宗則選手会長の話 ほっとしてます。12球団一緒に野球ができるということで、モチベーションが上がります。セ・リーグの関係者の方もいい決断をしてくれたと思います。

 ▼ヤクルト・宮本慎也選手(前プロ野球選手会長)の話 いろいろな経緯があったけれど、プロ野球界が一体となって頑張っていきたい。僕らはいいプレーを見せるだけ。野球をやらせていただけることに感謝しながらやりたい。

 ▼日本ハム・田中賢介選手会長の話 12球団の足並みがそろい、プロ野球全体として同時に開幕できることは素直にうれしく思う。選手やファンの思いが通じて良かった。

 ▼ヤクルト・石川雅規選手会長の話 野球ができる感謝の気持ちを忘れないで、シーズンを戦っていきたい。12球団あってのプロ野球。同時開幕できるのはうれしい。

 ▼巨人・内海哲也選手会長の話 シーズンを通して、被災地への思いを胸にプレーしたい。開幕日がはっきり決まったので、しっかりとコンディションを整え、そこに向かっていく。

 ▼中日・森野将彦選手会長の話 オーナー会議で正式に決まってくれるといい。ことしは特別な1年。過密日程や移動の混乱などは、ある程度仕方ない。球団が妥協してくれたわけだから、選手も協力していかないと。

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2011年3月24日のニュース