セ 24日の理事会で開幕再延期など協議

[ 2011年3月23日 20:07 ]

 文部科学省からナイター自粛などの要請を受けているプロ野球セ・リーグは24日、東京都内で緊急の理事会を開き、開幕の再延期も含めた公式戦日程の変更について協議する。開幕を4月12日に延期したパ・リーグも、セの協議に対応するための理事会を実施する。協議内容は26日の12球団によるオーナー会議に諮られる。

 セ・リーグは19日に、当初予定の25日開幕から29日への延期のほか、東京電力と東北電力管内では4月5日から節電策を講じたナイターを行うことなどを決めた。22日にはセの理事長を務めるヤクルトの新純生球団常務が加藤良三コミッショナーらと文科省を訪問。しかし、高木義明文科相からは「国民の理解が得られない」として、両管内での4月中のナイター自粛のほか、日本プロ野球選手会が求めるセ、パ両リーグ同時開幕についての検討を要請された。

 新常務は「監督官庁の指示、強い要望に対し、全面的に従っていく。協議するのは当然のこと」としている。

続きを表示

2011年3月23日のニュース