野山主将「あっという間に終わった」

[ 2011年3月23日 18:42 ]

健闘むなしく初戦で敗退し、引き揚げる創志学園ナイン
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第83回選抜高校野球1回戦 北海2―1創志学園 

(3月23日)
 創部1年足らずで出場を果たした創志学園のシンデレラストーリーは大会第1日で幕を閉じた。開会式で選手宣誓の大役も果たした主将の野山は「あっという間に終わった」。惜敗した悔しさから目に涙がにじむ。一方で、すがすがしい表情からは重圧から解放された安堵感も見て取れた。全員2年生のチームが一丸となって粘りに粘った。先発富田が1回に失点すると、2死満塁から二枚看板の山本が三振を奪う好救援。7回は玉井の犠飛で同点とし、その裏の1死三塁のピンチを野山が横っ跳びの好捕で切り抜けた。だが、8回に本塁打で勝ち越しを許すと、再度追い付く力は残っていなかった。だが、野山は「夢の舞台でプレーできてうれしい。この経験を生かして、また帰ってきたい」と言う。物語の続きは夏にとっておく。

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2011年3月23日のニュース