松坂27日登板へ“最終試験”で西岡斬りだ

[ 2011年3月23日 06:00 ]

 レッドソックス・松坂が次回登板の26日(日本時間27日)ツインズ戦で、西岡斬りで公式戦へ向けた最終テストを行う。「開幕も近くなれば結果も必要になる。剛(西岡)との対戦があるなら抑えたい。真剣勝負できる状態であればいい」と話してきた松坂。

 先月28日の試合では西岡が出場せず、06年以来の対戦は持ち越しに。現在、西岡は9試合連続安打中と絶好調。自身も20日のカージナルス戦で最速96マイル(約154キロ)を記録するなど調子を上げている。

 公式戦初登板となる4月6日(同7日)インディアンス戦に向け、ツ軍戦は最後の対外試合となるだけに「試合の入り方も含めて本番を想定したものになる」。ツ軍は機動力を生かした細かい攻撃を展開。中で2番・西岡は出塁はもちろん、3番・マウアーへのつなぎ役となるキーマンだ。西岡封じは相手の得点力を半減させる意味を持つ。

 松坂はこの日も球団と、震災の被災者への支援活動について意見交換を行った。レ軍は義援金が21日正午現在で計22万6492ドル(約1834万5850円)となったと発表。「自分にできることは何でもやりたい」。野球で結果を残すことも、支援の輪を広げるためにできることの一つだ。

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2011年3月23日のニュース