王会長も募金呼びかけ「継続できることが一番」

[ 2011年3月21日 06:00 ]

東日本大震災の被災者への募金を呼びかける王会長

 ソフトバンクの王貞治会長(70)が、ヤフードームでオープン戦の試合前に行われた東日本大震災の被災者支援の募金活動に参加し、ファンに協力を呼びかけた。

 「気持ちが伝わってくる。(被災地へ)思いを届けてというのを強く感じた」。ソフトバンク、ヤクルトの両軍選手とともに募金箱を手に王会長が球場入り口に姿を現すとファンから大歓声が上がり、拍手がわき起こった。募金したファン一人一人に「どうもありがとう」と声を掛け、笑顔で握手した。この日に集まった義援金は541万6373円で、前日と合わせ計1272万7971円となった。

 王会長が19日まで滞在していた台湾でも大震災は連日トップニュースで伝えられ、心を痛めていた。前夜に帰国したばかりだったが、疲れた様子を見せず1時間立ち続け「1回やってそれでいいということではなく、こういう機会をもっともっとつくって、継続できることが一番」と支援活動の継続を約束した。

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2011年3月21日のニュース