開幕延期で日程にゆがみ 阪神「横浜戦を中止にするしかない」

[ 2011年3月20日 07:58 ]

 セ・リーグは19日、都内の巨人球団事務所で臨時理事会を開き、25日の公式戦開幕を29日まで延期すると発表した。

 1カードだけの延期は営業面の配慮もあり、消費電力が高く使用不能とみられた東京ドームも3試合延期しただけで済んだ。

 巨人・清武英利球団代表は「文科省の方々の理解は得られるようになったのではないか。結果的に選手の意に沿うことになったと思う」とし、反発している選手会の理解にも自信を見せた。

 しかし、苦肉の節電策はセ・リーグ史上初めて延長戦をなくし、「減灯ナイター」という悪条件下の試合を選手に強いる。野球がどう変わるか。3月31日に京セラドームでナイターの阪神は、翌4月1日が横浜でのデーゲームに変更。移動の問題から関係者は「横浜戦を中止にするしかない」と日程にゆがみが生じた。

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2011年3月20日のニュース