楽天全選手で募金活動　嶋は「涙が出そう」

＜中・楽＞義援金箱を手に、協力を呼び掛ける田中（右）山崎ら楽天ナイン

　楽天全ナインとスタッフが震災後初めて募金活動を行った。

　ナゴヤドームの入り口付近では開始予定の午後３時には２００メートル近い善意の列ができ、わずか２０分間で１２５万７６２８円が集まった。選手会長の嶋は「涙が出そう。仙台の皆さんの力になりたいという気持ちが伝わってきた」と感謝感激。主将の鉄平も「胸が熱くなった。僕たちにできることを一つ一つ、これからもやっていきたい」と語った。

　≪中日慈善試合３戦で１３４７万が集まる≫中日はこの日にナゴヤドームで行った楽天との慈善試合での募金活動で、７４２万９２８９円の義援金が集まったと発表した。この中には、試合前に楽天の選手が観客に呼びかけて集まった１２５万７６２８円も含まれている。１７日の広島戦、１８日の楽天戦と合わせた慈善試合３戦で集まった義援金、合計１３４７万７０１１円は、中日新聞社会事業団を通じて東日本大震災の被災地に送られる。