金本 20日の日本ハム戦で左翼守る!

[ 2011年3月20日 06:00 ]

阪神・真弓監督(左端)が見守る中、キャッチボールする金本(右端)

 最後一つの階段をついに上りきる。阪神・金本知憲外野手(42)が20日の日本ハム戦(札幌ドーム)で、今季初めて左翼の守備につく見通しだ。山脇守備走塁コーチが明かした。

 「非常に右肩の状態がいいみたいなので、1戦目(20日)から行ってみようかと話をしたところ。こっちは普通にやれているのがわかればそれでいい。一度守れば安心できる」。対日本ハム2連戦では当初は20日がDHで、21日に守備につく予定だった。1日前倒しをして、翌日の具合まで確かめられるほど右肩は良好。仮に20日に見送られてDH出場になったとしても、試合前のシートノックに参加予定だ。

 右肩故障との闘い。1月にテレビ出演した際に「そういう覚悟をもって挑むシーズンになる」と思うようにボールを投げられない場合は引退をほのめかしており、慎重に慎重を重ねた。一つずつ課題をクリアして、ここまでたどり着いた。

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2011年3月20日のニュース