東北高ナインが大阪に到着「役割は全力プレー」

[ 2011年3月19日 21:21 ]

 第83回選抜高校野球大会に出場する東北高(宮城)が19日夜、東日本大震災の被災地である仙台市から大阪入りした。大阪市内の宿舎で取材に応じた上村健人主将は「自分たちの役割は全力でプレーすること。(被災地の)みなさんに頑張っていると思っていただければ一番いい」と話した。

 震災で仙台空港が使用できなかったため陸路で山形空港まで移動し、空路で大阪に入るという長旅となった。それでも五十嵐征彦監督は「大変だとは思わない。被災地の方がずっと大変な思いをされている中で、出場させていただけることに感謝の気持ち」と目をうるませた。

 同校は20日に甲子園練習を行い、大会第6日第1試合で大垣日大高(岐阜)と対戦する。

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2011年3月19日のニュース