高野連の奥島会長「全会一致で決まった」

[ 2011年3月18日 20:13 ]

 日本高野連の奥島会長は1時間あまりの臨時運営委員会を終え、強い口調で開催決定の経緯を語った。

 ――開催を決定した理由は。

 「被災地にある選出校の出場の意向が強いことと、全国から集まった出場校がサポートしてくれるということで最後は全会一致で決まった。高校生の真剣なプレーが被災地のみならず、大震災に打ちひしがれた日本中に一筋の光となるんじゃないか」

 ――野球で励ます段階ではまだない、という声もあるが。

 「いつの時代も希望は若者たち。(甲子園大会に出場したことで、選手が今後)日本の復興に協力していくことになると考えている」

 ――中止を考えたことはあるか。

 「中止も含めて十分検討した。放射能汚染の動向によっては、中止は今からでもありうると思っている。人体に影響を与えるようなことがあれば中止の判断をしなくてはいけない」

 ―――プロ野球のセ・リーグが予定通り開幕する影響は。

 「まったく影響ない。判断要素に加えていない」

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2011年3月18日のニュース