斎藤「部屋を真っ暗にして、テレビも見ませんでした」

[ 2011年3月18日 06:55 ]

 地震の被災者を思えば胸が詰まる。できることはする。日本ハムのドラフト1位・斎藤(早大)は「きのうも(鎌ケ谷の寮の)部屋を真っ暗にして、テレビも見ませんでした。スイッチもこまめにしています」。電力不足にあえぐ被災地の情報は耳にしている。国民的人気者といえど、いや、だからこそ困ったときは日常生活からできる限りのことを協力したい。そんな意識の表れだった。

 野球人として被災者を救う舞台も用意されている。21日に先発することが決まった阪神戦(札幌ドーム)はチャリティー試合となる。プロ初先発となるマウンドを少しでも多くのファンに見てもらい、少しでも多くの義援金が集まれば大きな支援になると考えている。今できることだからこそ、斎藤はマウンドに全力を注ぐつもりだ。

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2011年3月18日のニュース