斎藤明かした「イチローも東北全体をとても心配している」

[ 2011年3月17日 14:25 ]

6回終了後、ブルワーズの斎藤に話し掛けるマリナーズのイチロー(左)

オープン戦 マリナーズ4―5ブルワーズ

(3月16日 ピオリア)
 マリナーズのイチロー外野手はブルワーズ戦に「1番・右翼」で出場し、3打数無安打だった。内容は、遊ゴロ、二ゴロ、三直。6回の守備から交代した。試合は4―5で敗れた。

 マリナーズの特別コンサルタントに就任した通算630本塁打のグリフィー氏が初めてキャンプ地を訪れた。イチローはクラブハウス内で久しぶりの対面。だが友人との再会について語ることは控えた。まだ混乱が続く日本国内のことをおもんぱかったようだ。

 ロッカーへ引き揚げる際、ブルワーズ斎藤と言葉を交わす場面も。右腕は登板後「大丈夫ですか、と言葉を掛けてもらった。(彼は)神戸の震災を経験している。イチローも東北全体をとても心配しているということを、ぜひ被災している方々に伝えてほしい」。仙台出身の大リーガー、その家族をはじめとする被災者への配慮も忘れなかった。(共同)

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