もがいていたT―岡田 完全復活のオープン戦2号

[ 2011年3月11日 17:38 ]

6回オリックス1死、T―岡田が右越えに本塁打を放つ

オープン戦 オリックス4―1西武

(3月11日 姫路)
 オリックスのT―岡田が6回、オープン戦第2号本塁打を放った。調子が上がらずに苦しんでいた昨季の本塁打王が、完全復活を印象づけた。「良かった。しっかりタイミングが取れている。自分のスイングができてきた」と、うれしさをかみしめるように話した。

 1死走者なし。鋭い打球は右翼フェンスをいとも簡単に越えていった。2回にも強烈な打球で右前打を放っており、オープン戦の打率は3割4分5厘まで上昇した。

 キャンプでは打法が定まらず、もがいていた。そのころに比べれば、打球には本来の力強さが戻った。「今後はもっともっと良いスイングをしていかないと。甘い球は数少ないが、一発で仕留めるようにしたい」。23歳の若き主砲はさらなる高みを目指している。

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2011年3月11日のニュース